近年、解体 などでネット検索していますとよく目にするのが、【 解体費用見積り比較サイト 】 などです。
とても便利な世の中になってきましたが、ここで注意しなければならない点を、今回はお話しておきます。
家屋解体に関わるお見積もりは、現地調査が必須になります。
素人が判断する規模感や家屋形状の説明では、とてもじゃないですけど正確なお見積り費用はでてきません。
だからと言って、現地調査すれば良いという問題でもないのが現状です。
ならば、どうすればいいのでしょうか?
現場調査の際に施主さんと解体業者さんとのやりとりで、
『 これで大体、いくら位になるのでしょうか? 』
『 そうですね、ざっと〇〇円くらいですかね 』
こんなやり取りがあると思います。
このときの金額を鵜呑みにして、そのまま工事依頼契約してしまうのはとても危険です。
ですが一般的には、家財処分品の量や植木、庭石などの撤去などが解体費用に含まれていない場合もあるので、一概に解体業者さんを責めるわけにもいきません。
気持ちよくお願いするためにも、現場調査の後にしっかりした見積りを提出してもらい、工事範囲を明確にしておく事が大切です。
また、現場調査の際は出来るだけ立会いをして、解体業者さんと一緒に確認しながら進めることで、より正確な見積り金額を知ることができます。
ありがちなケースとして、解体工事を進めていった段階でわかる事ですが、地中から障害物が出てきた時は別途経費がかかることがあります。
契約の際に、もし地中障害物が出てきて追加費用がかかるような場合は、地中障害物を撤去する前に業者さんから連絡して貰うか、画像などで記録を残して貰うようにお願いしましょう。
通常、解体業者さんは建物解体後に地表(GL/グランドレベルの略)から30~50cm位は地中障害物がないか確認します。
その為、より深い場所にある地中障害物については、解体後でも確認できないことがあります。
その場合は、建替えの時に出てきてしまうことも稀にありますので注意が必要です。
地中障害物とは建物の地中に埋没している、以前の建物の基礎や浄化槽等のことをいい、通常見積りには地中障害物は含まれていないので注意が必要です。
(見積りには「地中障害物は別途」と記載されているのが一般的です。)
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