通常は解体工事をするときには鉄球などを使って取り壊したり、内部から壊し屋が手作業で壊すことになるのですが、基礎の部分の書いた工事をするときにはどのように行うのでしょうか。
基礎の部分は手作業で解体工事をすることができない部分です。
地面と直結しているからです。コンクリートが地面に埋まっている状態ですのでそのまま人力では取り外すことのできない部分なのです。
基礎の解体工事をするときにはペンチのような形状をしたアタッチメントを作業車の先に取り付け、コンクリートでできた基礎の部分を取り壊して外すのです。そしてコンクリートのバラバラになった部分はダンプで運び出します。
時間のかかる作業のように思われますが、作業車を使うことによりその日のうちにすべてを撤去することができます。
もちろん大きな屋敷の場合は時間がかかりますが、一般的な家庭の場合でしたら簡単に撤去することができます。
基礎を取り外した後は地面が凸凹の状態になっていますので、それも作業車によって地面をならして解体工事は完了になるのです。
ちなみにこのような解体は更地にするなどの目的の他にも新築の家の建設中でも計画の変更などにより行うこともあります。
リフォームなどでスケルトンリフォーム(骨組のみ残して、内装や設備をまるごとフルリフォームする方法)をする場合はこの部分はつかいますので解体をすることはありません。
解体における最後の作業となります。