2019年1月30日、奈良県内の解体業者が解体作業中の民家で発見した現金約3,900万円を盗んだとして逮捕されるという報道がありました。
事件は2017年8月に兵庫県三田市の男性(69歳)が所有する住宅の解体工事現場で起きました。住宅は男性が亡くなった兄から相続したもので、敷地内に現金が残されていることを知りませんでした。
男性から解体工事の依頼を請けた奈良県大和郡山市の解体業者の男と同県内の解体業者に務める男二人は、解体作業中に現金を発見し警察に届け出なかったようです。
事件当時に同じ現場で作業にあたっていた別の工事関係者から「一昨年10月に解体現場で現金を盗んだ」と警察に報告されて発覚しました。
警察の調べに対して、現金を盗んだとされる3人について捜査が続いている模様です。
今回被害に遭った男性のように、相続家屋の解体依頼者は年々増加しています。また、政府による相続家屋の売却時減税措置を延長する動きも影響し、今後も解体依頼者は増加するでしょう。
このような事件を起こさないためには何が必要なのでしょうか。
マルダイでは、解体工事現場の管理体制、作業員に対する教育の重要性を重んじて日々、「クリアな解体作業と現場管理」を心がけて作業しております。