マンション購入でよくあるトラブル3つ
(1)子どもの声で加害者にもなりうる?「上下左右の住民とのトラブル」
音楽やお子さんの声などの騒音・ライフスタイルの違い・ペット・ベランダからのタバコの煙……などなど、マンションの場合は“付近の部屋の住民とのトラブル事例”が多いですね。
こればかりは高層階の角部屋を購入しない限りリスクは減らせないところではありますので、きちんと対応してくれる管理会社のいる物件を選択する等の対策が考えられます。
(2)突然やってくる!「一時金の負担などの特別な出費」
管理会社や管理組合の不備・説明不足などにより、修繕積立金不足による一時金徴収トラブル発生事例を耳にします。
管理費・修繕費の額が当初の説明と異なれば「マンションを買った意味がなく賃貸でよかったのでは……」ともなりかねませんので、重要事項説明書に十分な記載がなければ修繕計画や管理に関する事項を確認することが大事です。
(3)新しくビルが建って日当たりゼロに!?「眺望・住環境の説明違い」
眺望を売りにしているマンションは多いですが、実際に入居してみると「話が違う」、「新しく高層建物が建った」というトラブルがあります。
日照や付属施設等を売りにして良質な住環境を売りにしているマンションも同じように、実際は説明と異なるというケースもあります。
売主・業者の説明義務違反によって賠償が認められる金額は少ないので、眺望や住環境を重視される方は入居前の入念なチェックが必要です。
いかがでしたか?
マイホームを購入する前には、売買契約書・重要事項説明書をよく確認する、現地(物件)調査、住宅診断・調査、不動産業者・施工業者がどこかの確認が必須といえるでしょう。
最初は慎重に進めていても、だんだん疲れてきて購入直前に面倒になり判断ミスをすることはよくあります。
せっかく購入したマイホームに関して後々トラブルにならないよう、最後まで気を抜かないことが大事ですね。