2020年までの東京国立近代美術館工芸館の金沢移転に向けて解体中の旧陸軍第九師団司令部庁舎と金沢偕行(かいこう)社(金沢市石引4)の見学ツアーを石川県が企画し、参加者を募集している。
旧陸軍第九師団司令部庁舎と、将校らの社交場だった金沢偕行社は、いずれも1898(明治31)年の建築で、国の登録有形文化財となっている。明治期の西洋風の様式を色濃く残し、昭和の石川を舞台にした松本清張原作の映画「ゼロの焦点」の撮影に利用されたこともある。近年は県立歴史博物館の収蔵庫として使われていた。
解体後は本多の森公園に復元され、工芸館の建物となる予定。今年1月から工事が始まり、内部の壁は既に取り壊されている。県企画課は「解体中にしか見られない建築構造や当時から残っている柱などを、文化財復元の専門家に解説してもらいながら見られるチャンス。ぜひ参加してほしい」としている。
ツアーは参加無料で、5月19、20日の午前11時、午後1時、同3時からの計6回。
ツアーは参加無料で、5月19、20日の午前11時、午後1時、同3時からの計6回。
各回定員30人。
要予約で申し込みは同7日必着。
希望者が多い場合は抽選となる。
申し込み代表者の氏名▽性別▽年齢▽電話番号▽メールアドレス▽申込者全員の氏名などのほか、希望の日時を明記しメール(kikakuka@pref.ishikawa.lg.jp)かファクス(076-225-1315)、はがきで申し込む。
問い合わせは県企画課(076-225-1313)。
要予約で申し込みは同7日必着。
希望者が多い場合は抽選となる。
申し込み代表者の氏名▽性別▽年齢▽電話番号▽メールアドレス▽申込者全員の氏名などのほか、希望の日時を明記しメール(kikakuka@pref.ishikawa.lg.jp)かファクス(076-225-1315)、はがきで申し込む。
問い合わせは県企画課(076-225-1313)。
参照:毎日新聞デジタル