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解体工事で使われる重機とは?

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解体工事に限らず、建設工事で重機は付き物です。
皆さんは、重機に対してどのような印象があるのでしょうか。今回は、解体工事で使われる重機について説明していきます。
解体工事ではほとんどの場合、重機を使用しての作業があります。
重機を使用すると作業効率がよく、短い工期で作業を終えられます。
住宅の解体工事に使われる重機の大きさは?
工事現場で使われる重機は、普段見る事が出来ないものなので、小さいお子様に見学させたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一般的な住宅の解体工事現場で使われる重機の種類やサイズをご紹介いたします。
◇ 0.1m3サイズ
全幅:約1m70cm 全長:4m50cm
狭い場所で作業する際に使用される重機です。
◇ 0.2m3サイズ
全幅:約2m 全長:5m20cm
木造住宅の解体工事に使われるやや小ぶりの重機です。
◇ 0.25m3サイズ
全幅:約2m20cm 全長:約6m
木造住宅の解体工事に使われるものです。
この重機が、解体工事では一般的なものです。
◇ 0.45m3サイズ
全幅:約2m50cm 全長:約7m30cm
RC造のように強固な建物を解体する際に使われる大ぶりなサイズの重機です。
◇ 0.7m3サイズ
全幅:約2m80cm 全長:約9m40cm
こちらも0.45m3サイズと同様で、大きくパワーも強いので鉄骨造やRC造といった建物の解体に適したものです。
以上が、一般的な住宅の解体工事で使用される重機です。
重機を見学したいという事でしたら、きっと作業員の方は了承してくれると思います。
しかし、お子様と一緒に見学される際は、誤って転落・転倒したり、作業員の邪魔になるような場所に行ったりしないように、十分注意するようにしましょう。
重機が通れない場所での解体工事はどうなるの?
前面道路や敷地の狭さが原因で重機が入らない場合は、作業員による手作業での解体が行なわれます。
解体方法は簡単に言うと、解体バールという道具を使って住宅を建てた時と逆の順番で解体していきます。
また、「壁倒し」というロープやワイヤー建物に結んで壁を倒す方法もあります。
この工法は、高い壁を一気に壊す事が出来るので、足場などの高所作業ではなく安全に作業できます。
手作業で一つずつ壊すわけでもないので、時間短縮にもなります。
コンクリート基礎を解体する場合は、超小型重機で解体しますが、実は手作業で解体することも可能なのです。
基礎の解体方法は、スコップで基礎の下の部分を掘って、大ハンマーや電動ピックという道具を使ってコンクリートを小割りしていきます。
人が持てる大きさにまで小割りされたら、それを運び出して解体完了です。
コンクリート基礎には、基礎を強くするために鉄筋が等間隔で入っていますが、これもガスを使って溶かしながら切って小割りにします。
このように、重機の入れない場所での解体工事作業も可能です。
ただ、手作業はどうしても時間がかかってしまうため、工期が2倍近く長くなってしまいます。
その分の人件費などの費用が2倍になり、施主の皆さんには痛い出費になります。
この時は値切り交渉で少しでも安くなるように業者と話し合ってみましょう。

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