解体屋さんで良かった事・悪かった事!
解体屋で悪かった事
- 仕事がキツイ(体力的に)
機械を投入するまでは全て人力による内部解体作業なので、体力を使う仕事です。
設備を取り外したり、壁などを壊したりする作業自体はそれほど大変ではないのですが、解体した廃材をトラックまで運搬する作業が一番疲れますね。
- 汚くなる、汚れる
ホコリなどが多く出るので作業服はどうしても汚れてしまいます。
内部での作業ならまだいいのですが、機械解体になり外作業となると泥や雨などで汚れますし、夏などは汗をかくので着替えが必須ですね。
- 夏は暑く、冬は寒い(外仕事なので)
解体業界に限らず、建設業界全般に言える事ですね。
一番いい季節はやはり春ですね。暑くもなく、寒くもなく、外にいると最高の気分になります。
- イメージがあまり良くない(気がする…)
建設業界全般に言えると思いますが、昔は3K(キツイ・キタナイ・キケン)などと言われ、あまり好まれる仕事では無いかも知れません。
それに「解体」というと何だかダークなイメージが付き物かも知れません。
- 重機や車両の運転が苦手だとキツイ
重機や車両の運転が仕事の中心となってきます。
運転が嫌いまたは苦手という方は大変かと思います。
解体屋で良かった事
- 仕事が楽しい
これが一番!何よりだと思います。
建物を解体する仕事は本当にキツイですが楽しいですよ!
- 常に新しい現場に行ける
解体現場は基本的に短期です。なので、次々と色んな場所、現場に行けるので景色が変わり新しい発見があります。
- 給料も良い方だと思う
これは会社によって違うので、一概に全ての解体屋さんの給料が良いとは言えませんが、私の知っている会社さんは良い方だと思います。
他業種と比べてみた場合ですが、同じくくりに入る建設業界でいえば、同年代の現場職(技術者ではない職種)でみると、1~2割高い給料をもらえるのではないでしょうか。
- 休日は普通にあり、残業もあまりない
休日は普通の会社と同じように取れると思います。
また、残業もさほど無いのではないでしょうか。自分の時間、家族との時間はしっかり取れる業界だと思います。
- ストレスが無い(少ない)
作り上げる緻密さ、材料の手配、間違える心配などのストレスはありません。
まったくゼロか?というと語弊があるかも知れませんが、かなり少ないとは思います。
現場内での事故や、近隣への配慮さえしっかりやっていれば順当に進む仕事です。
人間関係でのストレスなどは会社によって違いますが、仕事自体のストレス度合いえば少ない方だと思います。
- 良い仲間が増える
解体屋さんは皆気さくで、裏表がなく、人間性豊かな方が多いと思います。
キャラが濃い方もいらっしゃいますが、面白い人が多いのではないでしょうか。
楽しく、いい仲間が増えると思います。
- 忙しい(仕事が沢山ある)
暇な時ほど人間をダメにするものはありません。
仕事は程ほどに忙しい方が良いのです。
ハッキリって解体屋さんは忙しいです。
暇な時期は地域によって違うでしょうが、冬期間とか春先とか位ではないでしょうか。
おもいっきり仕事が出来ますよ。
- 特殊な重機や車両を操作できる
解体工事は特殊な機械を使用する事が多いです。
重機好きにはたまらない業種だと思います。
いちばん多く活躍するのがパワーショベル系ですね。俗にいう「ユンボ」ってやつです。
土木現場では、この重機で穴を掘ったり、土を動かしたりという作業がメインですが、解体現場では腕先に様々なアタッチメントを取り付けて、建物を解体して行きます。
木造なら、ツカミと言われるフォーク型のタイプ、鉄骨ならカッターと言われる切断型のタイプ、コンクリート造ならクラッシャーと言われる圧砕型のタイプなどその構造物の種類によって様々なアタッチメントを使用します。
また、超ロング型の重機もあり、通常の建設現場ではお目にかかれない特殊な機械を扱えることが解体屋の特権ですね。
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