悪質業者やマナーの悪い業者が絶えない中、工事中や工事後のトラブルにより施主様が被害を受けるケースが多々あります。
今回は、よくあるトラブル事例から、事前の確認しておくポイントや良い業者・悪い業者の見分け方を確認しましょう☆

・不明確な見積り
詳細な記載がなく、「一式◯◯◯万円」などと、ザックリな見積り書になっていたり、口頭で金額を伝えるだけの業者が存在します。
素人には分からない部分で多く見積もってくる業者です。
逆に激安な見積りを出してくる業者も要注意です。
付帯工事（塀、植木、庭石など）の撤去費用などが含まれておらず、工事後に不当な追加請求をしてくる業者も少なくないのが現状です。
また、解体工事で出た産業廃棄物を不法投棄して、自社の利益を確保する業者も存在します。
良い業者は、一般の方でもきちんんと理解できるように工事内容や追加請求が発生するケースや可能性について、わかりやすく説明してくれます。
上記のポイントが明確になっているかも含め、悪い業者に騙されないよう注意しましょう。

・地中障害物の撤去による追加工事
地中には、以前の建物の基礎や浄化槽等が埋まっていることもあり、撤去するには追加の工事費用がかかります。
これらは実際に掘ってみないと分からないため、それを逆手にとって、施主様の了解も得ずに勝手に撤去を進めあとから膨大な追加料金を請求してきたり、またありもしない撤去工事をでっちあげたりする業者も存在します。
良い業者は、事前に地中障害物が出てきた際の追加工事についての説明や、実際に地中障害物が出てきた時点で施主様へ報告し、必要であれば現地で確認をして頂いたり、もしくはデジカメなどで取った写真を確認して頂き、追加で発生する費用についてきちんと説明します。

・工期について
立地や天候にもよりますが、内装材を丁寧に分別し、しっかりした解体をするとしたら、床面積30坪程の一般的な木造2階建の場合で、おおよそ1～2週間ぐらいはかかると見ておいたほうが良いと思われます。
工期があまりにも短い場合は、荒い工事、ミンチ解体、不法投棄などリスクも高いので気をつけましょう。

施工の流れ　https://marudai.wev.jp/flow/