現在、渋谷駅で進められてる「日本で一番難しい解体工事」。
前回に引き続き、その内容について詳しく掘り下げてみましょう。
真下を複数の線路が今もなお運行している中、工事を進めていかなければならないのですが、作業時間が電車が止まる深夜の約2時間のみですが、その他にも様々な弊害があります。
まずは安全面。
一軒家の解体と異なり作業以外の時間帯にも様々な人がその場所を利用します。
解体途中のコンクリートが日中帯に崩れたなどはもってのほか、ボルト一本線路に落ちただけで大問題になりかねません。
また作業スペースが限られており、通常のような足場の組み方ができず、変則的な作業が必要な箇所もあります。
建物も崩れないように壁や天井から撤去し、骨組みは残しつつ建物が自立できるように時間をかけ丁寧に解体していきます。
このような気の遠くなるような工事も今年の3月で完了予定です。
渋谷駅を利用する方は、このような素晴らしい職人さん達が仕事をしていると思うとまた違った風景に見えるかもしれません。
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