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株式会社マルダイ

被災地で活躍した「ASTACO NEO」その重宝さを見せつける!

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東日本大震災が起き、来月の11日で6年目となります。

未曾有の大惨事の中、救助やがれき除去、復興に至るまで、多くの解体業者が活躍して来ました。
その中より大いに活躍した「ASTACO NEO」という1台の重機をご紹介したいと思います。

ADVANCED SYSTEM WITH TWIN ARM FOR COMPLEX OPERATION
左が最初に作られたASTACOことZAXIS70TF
右がASTACO-NEOことZAXIS135-US3

二つの腕を持つ重機。
このASTACOの情報をwebで見た時の感動は
『ついにレイバーが降臨した!!』という感覚でした。

アニメの世界の中の重機が現実の世界に出てきたという感動。
それも張りぼてじゃなくて実際に働ける機体として登場したという感動。

技術者の方がガンダムが好きでというエピソードを目にしますが
自分にとってはガンダムではなくパトレイバーの世界に見えました。
革命的な双腕仕様。
従来の重機はアームを2本のレバーで操縦していました。
それを1本のレバーで可能にしたという事なのです。

こうする事で右手と左手の感覚でそれぞれのアームを操作するという
新しい世界が切り開かれました。

このASTACOの開発にゴーサインを出した日立建機さんはすごいと思います。

1990年代半ばから日立建機さんはASTACOとは別に
ワンハンドレバーという物を研究しておられました。
それは何のために研究されていたのかというと
隻腕になってしまった方でも動かせるものを作りたいというコンセプトがあったからだったのです。
このエピソードを聞いた時にうるっときてしまいました。

長年の研究が積み重ねられてこのASTACOは生まれたのです。


偶然にも震災5日前の3月6日に、日立建設より一般公開されたばかりだったASTACO NEOは、13トン級の中型ショベルカーをベースとした建設機械で、2本の腕があるのが特徴です。
操縦士は2本のレバーで自分の腕のようにコントロールすることができ、片方で腕でがれきを持ち上げもう片方の腕で切断してトラックに載せるなどの複雑な動作を可能となります。

このような素晴らしい機械や人達が活躍した事を含め、震災の記憶が風化しないよう後世に伝えていきたいと思います。

解体のお問い合わせはこちら https://marudai.wev.jp/contact/

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