東京・お台場のダイバーシティ東京プラザに約5年間設置され、ランドマーク/観光名所として人気を集めていた「実物大ガンダム立像」の解体・撤去作業が、3月14日(火)ついに執り行われました。
左腕と頭が取り外され、少しずつ解体されていくガンダム。その姿はアニメ最終話仕様となっており、最後までファンを楽しませてくれるのが素晴らしい。
その様子を撮影した写真の数々が次々とTwitterにも投稿され、ガンダムファンの間で話題に。
左腕と頭がない状態から、『機動戦士ガンダム』最終話でガンダムが地面を踏みしめ、シャアが操縦するジオングに対して右手のビームライフルを真上へ突き出して発射した「ラストシューティング」を意識しているのではないか? という声もあがっています。
お台場のランドマークとして愛された「実物大ガンダム」
実物大ガンダム立像は『機動戦士ガンダム』に登場する「RX-78-2 ガンダム」をモデルに、2009年、「ガンダム放送30周年記念」と「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト」の一環として、お台場・潮風公園に設置。
立像としては世界初となる実物大ガンダムとして大きな話題を呼びました。
2010年夏には静岡県で開催された「静岡ホビーフェア」の会場に移り、2012年4月にダイバーシティ東京プラザへ移設。そこから約5年間、愛され続けてきましたが3月5日(日)展示終了となってしまいました。
また、実物大ガンダムがよく見えた東京港埠頭公園の公式アカウントも、別れを惜しみながら、新たな出会いに期待するツイートを寄せている。
なお、この場所には、新プロジェクトとして2017年の秋より『機動戦士ガンダムUC』の実物大ユニコーンガンダムが設置されるとのこと。
ガンダムの撤去を寂しいと思いつつ、ユニコーンガンダムが完成したあかつきには、あらためて見に行きたいものです。